Hang in the US MARKET

日本の将来を悲観して、あえて米国市場で頑張っています

私が大損をしてまで投資を続ける理由

 給与の手取りが増えない

私は地方でサラリーマンをしています。幸いにも定期昇給があり、給与は年々増えていますが、社会保障費の負担増に押されて、手取りがなかなか増えません。また、世の趨勢と違って残業が減っており、残業代も期待出来ない状況です。

10年後の日本を考えると・・・

莫大な借金を抱えている日本政府ですが、民主党から自民党安倍政権になって、再び本格的に対策に乗り出し4年がたちました。当初は上手く行っていたと思います。しかし、ついに日銀の金融緩和が効果ないことが判明し、政府は財政出動に舵を切り始めました。また以前の日本に逆戻りしたと思います。行き着く先が見えてきたような気がします。

20年前に行ったイスタンブールで見た光景

学生時代に初めての海外旅行でイスタンブールに行きました。当時のトルコは凄いインフレで、市内バスの一律料金が6万トルコリラでした。ちょっとした札束をポケットに入れて、街をあちこち歩きまわりました。別に凄いインフレでも、目抜き通りにはお店が立ち並び、スーパーには美味しそうな果物が山積みになって、みんな普通に買い物してました。

しかしある時、街を歩き回っていたら、スラム街にぶち当たりましてバラック小屋で暮らす人もたくさんいることに気づきました。そこには街で出会った親切なトルコ人とはまた違うトルコ人がいました。日本もこのまま量的緩和でお金を刷り続けると、いつかこんな感じになるのかな?と思っています。

歴史を振り返ると、イスタンブールは長い間、世界を代表する大都市として君臨してきました。経済的繁栄がいつまでも続くと考えるのは間違いだと、この経験から学びました。

 

老後の不安はお金を貯めても解消されない

年をとって働けなくなった時のために、みんな貯金に励んでいると思います。でも、私の爺さん、婆さんの時代は金利が高かったので、貯金の利子がけっこうあり、年金と貯金だけでなんとかなったと思いますが、今はほとんど利子が付きません。貯金もインフレになったらいっぺんに目減りします。年をとってもお金を稼ぐには、投資が最適です。そのためには今のうちから投資リテラシーを磨く必要があると思います。私の父親を見てて思いますが、定年後から始めても退職金を失うだけです。マーケットの動きは複雑で、経験が必要です。簡単に儲けさせてくれません。