Hang in the US MARKET

日本の将来を悲観して、あえて米国市場で頑張っています

損切りができれば、痛い目には会わない!

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上のチャートは昨年の12月から今年の1月にかけて、1月効果狙いでトレードしたゴープロ(GPRO)のチャートです。1月効果とは、アメリカでは税金対策で12月に成績がパッとしない小型成長株の損切りが増えます。そして、それに空売りが乗っかって、更に下がります。そして、下がりきったところで買い戻しが起きて株価がふらふらと上昇します。そこを狙います。

ただし、全てか上がるわけではありません。ゴープロは上がるどころが1月に更に下がりました。理由は「次の決算では利益が予想よりもさがりますよ」と利益警告を出したからです。株価はその気配をさっして、発表前から下がり始めてました。予め−10%位に損切りラインを決めて、そこまで下がったら「何が何でも売る」と決めていたら、4000ドルも損はしませんでした。

株を持っている限り、突然何が起きるか分かりません。ただ、株価は事前に気配は感じてます。事前に決めた損切りルールを徹底していれば、予想外の大損は避けられます(ホントかよ!)。特に情報が十分に取れない米国株では損切りの徹底は重要です。

 

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なんやかんや言っても、投資は儲かる

爺さんが昔から株をやっていて、儲けたお金で車を買っているのを見て、株は儲かるものという印象を持ってました。

24歳で就職した時に、その爺さんが当時保有していた雪印株40万円分を売って、私に「株をやってみろ」と現金でくれました。

その現金でまた雪印株を買って、ちょっと含み益が出たので、すぐ売りました。そしたら過去最大の食中毒事件を起こして、雪印株は暴落しました。間一髪、逃げ延びました。この時やられてたら、今の私はありません(笑)

次に花王を買いました。その後ITバブルが崩壊して、大きな含み損を抱えました。若造には大きな心理的プレッシャーでしたが、何回かナンピン買いして不安をしのいで、数年保有下後、最終的には30万位儲けました。今はナンピン買いはダメだと理解してますが、当時はそんな知識はもってなく、時間を浪費しました。

その後、ろくに投資の勉強もせず新聞だけ読んで、何回かトレードして通算で50万位儲けたような気がします。その時、友人は信用取引を駆使して、1000万以上儲けていました。上昇相場が続いて、いい時代でした。私は炭素繊維が有望ということで、東レに投資しました。何回も買い増しして過去最高の250万位まで投資したところで、リーマン・ショックに見舞われました。そして、100年に一度の大暴落という言葉に慄いて、どん底で損切りして約100万円、損しました。

でも、その後のアベノミクスで輸出株を買えば上がるは、FXでドルを買えば儲かるは、で100万円の損を取り戻し、この3年で年収の3分の1位は儲けてます。特に今年は主に米国株でトレードしたことで、日本株の下落に巻き込まれずに済みました。

 

損切りは早めに!大暴落の次には、上昇相場が来る!

 

単純なことですが、長年かかってようやく理解しました(笑)

上昇相場の波に乗れば、簡単に儲けられます(ホントかよ!)

 

私が大損をしてまで投資を続ける理由

 給与の手取りが増えない

私は地方でサラリーマンをしています。幸いにも定期昇給があり、給与は年々増えていますが、社会保障費の負担増に押されて、手取りがなかなか増えません。また、世の趨勢と違って残業が減っており、残業代も期待出来ない状況です。

10年後の日本を考えると・・・

莫大な借金を抱えている日本政府ですが、民主党から自民党安倍政権になって、再び本格的に対策に乗り出し4年がたちました。当初は上手く行っていたと思います。しかし、ついに日銀の金融緩和が効果ないことが判明し、政府は財政出動に舵を切り始めました。また以前の日本に逆戻りしたと思います。行き着く先が見えてきたような気がします。

20年前に行ったイスタンブールで見た光景

学生時代に初めての海外旅行でイスタンブールに行きました。当時のトルコは凄いインフレで、市内バスの一律料金が6万トルコリラでした。ちょっとした札束をポケットに入れて、街をあちこち歩きまわりました。別に凄いインフレでも、目抜き通りにはお店が立ち並び、スーパーには美味しそうな果物が山積みになって、みんな普通に買い物してました。

しかしある時、街を歩き回っていたら、スラム街にぶち当たりましてバラック小屋で暮らす人もたくさんいることに気づきました。そこには街で出会った親切なトルコ人とはまた違うトルコ人がいました。日本もこのまま量的緩和でお金を刷り続けると、いつかこんな感じになるのかな?と思っています。

歴史を振り返ると、イスタンブールは長い間、世界を代表する大都市として君臨してきました。経済的繁栄がいつまでも続くと考えるのは間違いだと、この経験から学びました。

 

老後の不安はお金を貯めても解消されない

年をとって働けなくなった時のために、みんな貯金に励んでいると思います。でも、私の爺さん、婆さんの時代は金利が高かったので、貯金の利子がけっこうあり、年金と貯金だけでなんとかなったと思いますが、今はほとんど利子が付きません。貯金もインフレになったらいっぺんに目減りします。年をとってもお金を稼ぐには、投資が最適です。そのためには今のうちから投資リテラシーを磨く必要があると思います。私の父親を見てて思いますが、定年後から始めても退職金を失うだけです。マーケットの動きは複雑で、経験が必要です。簡単に儲けさせてくれません。 

今年の投資状況

1年前より本格的に米国株に投資

昨年のチャイナショック後、10月から本格的に米国株投資を始めました。以前よりブログをずっと読んで師匠と仰いでいた広瀬隆雄氏の有料サロンの会員に、思い切ってなったためです。

その後今年1〜2月の大幅な下落で一時期は1万ドル近い含み損を抱えたこともありましたが、なんとか乗り越えて(ただアホードルしてただけですが)、7月にほとんど一旦売却しました。

ゴープロ(GPRO)では何回かトレードして4,000ドル近い損をしましたが、IBMマクドナルド(MCD)、ゼネラルエレクトロリック(GE)で大きく儲け、ゴールドETFIAU)、ブラジル株ETF(EWZ)、銅鉱業のフリーポートマクマラン(FCX)で小さく儲けたので、ゴープロの損失を差し引いても、ドルベースで1回分のボーナス程の利益が出ました。すべて広瀬さんのお陰です。サロンの会費の何倍もの成果が出せました。ただし、為替の影響を入れるとトントン位ですが(笑)。

しかし、4年前にライフネット生命IPOした時に買った株が長年大きな含み損を抱えていたのですが、これを今年損切りしたので、円ベースでの通算成績は大幅なマイナスに落ち込んでしまいました。

 

いかに大きな損を出さないか

 

これが今の私の課題です。悔しいので、この夏の週末は家にこもって集中的に投資の勉強を行いました。その勉強内容とその後の成果を記録するため、このブログを始めた次第です。