Hang in the US MARKET

日本の将来を悲観して、あえて米国市場で頑張っています

株式投資をシンプルに考える

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株式投資は所詮、上がるか下がるかのどちらか

株価は買った後に上がるか、下がるかのどちらかしかありません。よって、勝率は5割。競馬より当たりやすいです(笑)

 

上のチャートは米マクドナルド(MCD)の日足チャートです。オレンジの点線部分で買えば、買った直後から含み益が生じます。この1年間で5回チャンスがありました。しかし、不思議なことに、なんかしらんけど水色の部分で買ってしまって、損してしまうのですよ。これは「もうこれだ下がったのだから、これ以上下がらんだろう」という勝手な思い込みのためです。

 

今でこそ、オレンジの点線部分は買い場だ、と判断できますが、買うときはそんなこと分かりません。よって、予想に反して下がった時のために、「ここまで下がったら売る!」という損切りラインを決めてから株を買うようにしています。

 

あとは、赤の矢印が右肩上がりの時(上昇トレンド中)に買えば、儲かる確率は高く、右肩下がりの時(下降トレンド中)に買えば、損する確率が高くなります。

 

このトレンドはファンダメンタルズと相場の地合いで決まります。米マクドナルドの場合、期限切れ原材料の使用などの不祥事で売上が落ち、株価が大幅に下落しました。そこでオールデイ・ブレックファーストの導入など、テコ入れ策が上手く行って売上が回復し始め、上昇トレンドが生じました。そして、既存店売上高の成長率が鈍化しはじめたために、今は下降トレンド真っ最中です。この成長鈍化は7月下旬に発表された2016年2Q決算(大きく窓が開いている所)で明らかになりましたが、株価はすでに5月の段階で下降トレンドに入ってました。

 

ファンダメンタルズの材料がなくても、上昇トレンドからいきなり株価が大きく下げた時は、一旦売った方が無難だと、この米マクドナルド株から学びました。また、株価の上昇が急激だったため、売られるスピードも早かく、5月の段階では逃げ遅れましたが、6月のブリクジットのおかげで、再度上昇トレンドで株価が回復し、ポケモン効果で最後ぴゅっと株価が1日で2%伸びたところで、すかさず売って利益を確保できました。運が良かったです。

 

最初に、「株式投資は上がるか下がるか、勝率は5割」と書きましたが、実際の私のこの1年の成績を見ると、4割5分しかありません(笑)「何でだろう?」

この疑問から、私の投資に関する勉強が始まりました。

 

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