EV銘柄に銅鉱山株を加えるべき!お勧めは確認埋蔵量が一番多いサザンコッパー(SCCO)
国際銅協会の見通しほど銅の需要は増えるかどうか分かりませんが、銅はこの先も需要は大きく伸びていきそうです。
ところで、需要の伸びに合わせて銅の供給の方は、順調に伸びていくのでしょうか?
気になるグラフを見つけました。銅鉱山への開発資金支出の推移です。
2011年から急増して供給過剰を招き、需要の約50%を占める中国経済の減速とともに、昨年は銅価格が低迷しました。その影響で2016年は銅鉱山開発資金が2010年と同レベルまで落ちました。
ピークの半分以下まで減っています。
銅価格は5年前に比べると、まだ安いですね。今年の銅開発資金がどうなるか、気になるところです。
銅鉱山は大型油田と同じで開発に時間がかかります。昨年の開発資金の低下の影響が、今後どこかで需給バランスの逆転を招き、供給不足を招くかもしれません。その時に銅価格は大きく跳ね上がるでしょう。
そうなった時に確認埋蔵量が一番多いサザンコッパー(SCCO)がもっとも恩恵を受けるのではないでしょうか。
サザンコッパーの月足チャートです。それほど割安ではないですね。みんな考えていることは同じなのでしょうね。
自動車がEV化の方向へ進むのは、ボルボやフランスの動きを見ていると間違いなさそうです。目先のリスクは需要の半分を占めている中国経済の動向ですね。
私が信頼している中国ウォッチャーの津上さんの新刊が出たので、早速ポチリました。明日届く予定なのでじっくり読みたいと思います。