マーク・ダグラスの「ゾーン 「勝つ」相場心理学入門」とマインドフルネスの相乗効果
最近、マインドフルネス(瞑想のこと)の有効性についてよく聞くようになりました。グーグルも社員研修で取り入れているようです。この本で、マインドフルネスの効用を科学的に説いているのが私の中にスッと入り、毎朝するようになって3ヶ月が経ちました。そして、マインドフルネスはトレードにもかなり有効であると実感するようになりました。
マインドフルネスのやり方は単純で、座禅を組んで、呼吸に意識を向けながら頭の中を空っぽにするのですが、頭の中を空っぽにしてもすぐ雑念が湧いてきて、その雑念を打ち消し、また湧いた雑念を打ち消すということを繰り返します。
意味のないことの繰り返しに思えるこの行為が、頭の切り替えの良い訓練になるのですよ!
マーク・ダグラスの「ゾーン 「勝つ」相場心理学入門」は私が読んだ投資本の中で、読んでよかったと思った本の一つです。この本を読むと「自分で決めた規律に従って淡々とトレードする」ことの重要性が分かります。
トレードの判断局面において、冷静さを失ったり、主観的に自分の都合のいい方へ考えを変えてしまって、失敗してしまったことは誰もが経験したことがあると思います。
私も後から自分のトレードを振り返って、初心(=買った時の理由など)に戻って冷静に考えてれば、そこまで損をしなかったとか、もっと利益を確保することができたと思ったことは数知れずあります。
この時に浮かんだ都合のいい考えを一旦脇に置いて冷静に考える事ができるようになるのに、マインドフルネスはいい練習になると思います。
(あと理由は分かりませんが、マインドフルネスを実践するようになってから、肩が凝りづらくなって集中力も増したような気がします)
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