Hang in the US MARKET

日本の将来を悲観して、あえて米国市場で頑張っています

XOMから配当出ましたが、買い増しすべきかどうか・・・

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エクソンモービルの日足チャートです。

 

7月の段階で持ち株の多くを売り、配当期待の長期保有目的でエクソンモービル(XOM)のみ残してあります。そのエクソンから16日に$0.75/1株の配当が入りました。

 

原油価格が底打ちした2月から順調に株価が伸びましたが、最近は株価が低迷して、含み益が大分減ってしまいました。チャートをみると、先週は$85.5のサポートラインも割ってしまいました。

 

ジェレミー・シーゲルの「株式投資の未来」に従うと、株価が低迷しているときこそ、配当を再投資するのがリターンを最大化するための肝ですが、原油の需給均衡点の見通しに関する最新のニュースをみる限り、再投資をためらってしまいます。

岩瀬昇のエネルギーブログ ♯235 OPEC:非OPECの石油生産量増加を予測|岩瀬昇のエネルギーブログ

岩瀬昇のエネルギーブログ ♯236 IEA:石油過剰は2017年も続く|岩瀬昇のエネルギーブログ

 

いつも参考にさせて頂いているこちらのブログでは、8月の中国の原油輸入量が前年比+23.5%でしたが原油処理量が頭打ちで、今後中国の原油輸入量に変化がでるか心配ですね。

需給見通し悪化で頭重い原油相場|油を売る日々

 

原油価格が急落することを「逆オイルショック」と呼ぶそうですが、前回の逆オイルショックは1986年に起きてます。その時は10年以上原油価格が低迷したようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%86%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF

 

岩瀬昇さんの今年6月に出版された著書「原油価格の謎を解く」にも1986年の逆オイルショックのことが書かれています。そして、原油価格に関する歴史を振り返った上で、岩瀬さんの結論は「よほどの大不調が起こらない限り、自然に需給のリバランスは起きて、いつかは需要が供給を上回る時が来る。リバランスが視野に入ると価格は上昇し始める」と結論されています。

 

油田の開発にはお金がかかります。儲からなければ開発が鈍化していつかは需給の均衡点が訪れる、という事を信じてXOMを買い増ししたいと思います。

 

ただ、買い増すタイミングは次回の決算発表まで、とりあえず待ちます。前回の決算発表では減配を心配する意見がでましたので、しばらく様子を見たいと思います。

 

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