Hang in the US MARKET

日本の将来を悲観して、あえて米国市場で頑張っています

DUKE氏の「新高値ブレイク投資術」との出会い

この本では、テクノファンダメンタル、つまりファンダメンタルズテクニカル分析を組み合わせた売買手法が紹介されており、非常に簡潔かつ丁寧かつ具体的に説明されていて、初心者でも分かりやすいです。要はオニールの成長株発掘法をベースにしたやり方で、過去に私はオニールの本も何回か読んでいましたが、この本を読んで初めてテクノファンダメンタルについて理解することができました(笑)。

 

1.株は新高値で買え!

地道に各会社のファンダメンタルズを調べて、良い材料がないかどうか調べるのはとても大変です。しかし、新高値を更新した株は良い材料が出たから高値を更新しているわけで、すでに第1スクリーニングが済んでいます。これら更新した株のから、更に吟味していきます。

 

2.ファンダメンタルズをチェック

新高値から更にグングン株価が伸びていくか、買い材料の中身を吟味していきます。本書には具体的なチェックポイントが書かれています。

 

3.株価が第2ステージにいるかテクニカル分析でチェック

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アルミの採掘・精製で世界最大のアルコア(AA)の週足チャートです。株価は主に4つのステージに分けられます。そのうち第2ステージにいる時に買うとたくさん儲かります。株価が第2ステージにあるかどうかテクニカルで分析します。本書には具体的なテクニカル分析の手法が書かれています。

 

4.1勝4敗でもしっかり儲ける

ここまで、チェックしても必ず株価が想定通り上がるとは限りません。思惑とは逆に下がってしまったり、突然失速してしまうことはよくあります。よって、損失をできるだけ小さく、儲けはできるだけ大きくできるように、買いの入り方、ポジションサイズ、資金管理、損切りの方法が、本書には具体的に書かれています。

 

 

この本を読んで、曖昧だった私の投資スタイルを反省し、具体的なポイントを押さえた投資スタイルが見えてきました。この第2ステージの波にのる投資スタイルとジェレミー・シーゲルの「株式投資の未来」に書かれている長年高配当を出している優良企業に長期投資するスタイルの2つを押さえておけば「米国株は完璧じゃん!」と今は思っている次第です(笑)。

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